17・ギャンブラーと共存するための条件

ギャン妻

夫の主張は、「依存症は自分で治すから大丈夫、別れずに一緒に生活しよう」
正直言ってる意味が全くわかりませんでした。
2年前の二の舞は踏みたくなかったので、一緒に生活するなら、条件があると申し出ました。

一緒に乗り越える条件①:GPS

私は、もう二度と嘘つかれたくなかったので、「GPSをつけさせて欲しい」と言いました。

GPSをつけることは、コントロールしたいのではなく、
ただ一緒に依存症を治すためには必要な手段なんじゃないのかなと思ったからです。
「気持ちがあるなら、とことん付き合いますよ」という私なりの意思表示でした。

夫は絶対ヤダ、とのこと。元々干渉されるのが嫌いなタイプでもあるのですが、
普通の状況じゃないのに、私が安心するため、ではなくやっぱり自分が一番なんでしょう。
挙げ句の果てには、「もしパチンコがあるビルの100円均一に寄りたかったら、GPSで確認したときに、パチンコしていると疑われるのが嫌だ」という主張?文句?
100円均一はいくらでもあるのだから、その100円均一行かなきゃいいだけじゃない・・・。
そもそも滞在時間でそのくらいわかるよ・・・。
四六時中GPSで監視するつもりなんてないのに・・・。

一緒に乗り越える条件②:おこずかい制(コイン)

他にも、毎日のおこずかいはお札を持たせてはいけないらしいから、(本で読みました)
ワンコイン(500円ずつ)といった提案も、会社で急に立替たり、
社用車使うときにクレジットカード使うこともあるからそれは無理!と拒否されました。

一緒に乗り越える条件③:信用調査

定期的な個人信用調査、月に1回して欲しいと伝えました。
個人信用調査はクレジットカードでローンを組んでいるかを提示できる機関です。
信用調査の機関は3箇所あり、そのうちの1社で、今回の借金発覚後、
夫のお父さんが今までのクレジットカードの使用料を開示をしてくれました。

実際調べた機関↓
日本信用情報機構(JICC)指定信用情報機関 
指定信用情報機関のCIC 

その情報によると2年前に私が肩代わりした借金についても記されていました。
全てを明るみにして、もう隠し事はない状態にしたかったのです。
借金癖のある人は、自分が一体どのくらいの借金をしているのか自覚がなくなるとも本で読んだので、
夫にとってもいいのではないのかなとも思いました。
それについては了承のような返事をもらいましたが、
自分から身の潔白をはらすために「確実にする!」という意気込みは見られませんでした。

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