10・親友の助言

ギャン妻

その夜、仕事帰りに近くに住む親友、nちゃんとごはんを食べる約束をしていたので、一緒に飲んでいました。借金の話はまだ自分の中でも消化できずにいたので、話すつもりはなかったのですが、なんとなく相談してみると、
nちゃんは、「まずはお母さんに言った方がいいよ」
その一言で目が覚めました。
冷静な判断がつかず、どうしたらいいのかわからなかったけれど、我にかえることができました。

nちゃんと別れてすぐ家に戻り、私は身の回りのものをまとめて実家へ帰りました。
そして全て母に話しました。

夜中に泣きながら玄関に立っている私を見てさぞ母は驚いたことでしょう。
とりあえず、家の購入はやめなさい、と言われ、義理の母にも会って話した方がいいと思い、次の日すぐに会いにいきました。

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